短編・朝練前の1年部員
もりもりさん作
都内某所、東京橘が丘高校野球部グラウンド。
この日もやっぱり東橘の部員たちはGM・もりもりの厳しい練習をしていた。
そして、日もようやく暮れたところにGMが部員たちに招集をかけた。
も:「今日はよく頑張った。というわけで、今日はここまで!」
(部):「「「〔ようやく終わった〜〜〜〜!!〕」」」
も:「だが、このままだと目標の春夏連覇ができるような状態ではない。
そこで、明日から朝練を行う!!」
(部):「「「え゛え゛え゛〜〜〜〜〜〜〜〜っ」」」
も:「とりあえず、明日の朝7時には練習が開始できるようにしておく事。」
こうして、いつものように部員たちは、鬼のGMのために今よりきつい
状態になってしまった。だが、創部2年の野球部なため、
日クリがそこまで強いデータにしてるはずが無いわけで(爆)...
(ちなみに、実際のゲームには朝練はありません。)
翌日・朝5時
GMは『朝7時に練習開始』と言ったものの、
(形式上)上下関係の厳しい東橘だったので、開始時間の2時間前には
すでに1年部員達が部室に来て、グラウンドや道具の準備を、
しなければならなかった。
1番手は、真面目な『いいひと』の矢部だった。
矢:「ふぅ〜。やっと着いた。
でも、誰もいないな(爆)。
とにかく、待っていよう。」
と、そこへ本条が走りながら現れた(しかも自宅から約1時間かけて)。
にもかかわらず、陽気に矢部に挨拶をする。
本:「あ、玲ちゃんだ!
玲ちゃん、お〜は〜!」
矢:「その呼び名は
やめてくれ〜〜〜〜!」
本:「あ、そうか。佐藤先生と同じ名前だったっけ(爆死)。」
入部以来、矢部は名前で呼ばれるとブチキレてしまうように
なってしまっていた。
(つまりは雲母と同じタイプなわけです。(爆))
本:「それにしても、矢部君、早いねぇ。」
矢:「まぁ、一応、次期キャプテン候補だと、
GMさんに言われてますので。」
すると、そこに米が姿を現した。
米:「おはよう。矢部君に本条君。」
矢・本:「「おはよう!」」
米:「みんな早いねぇ。」
矢・本:「「いやぁ、それほどでも。」」
米:「ところで朝飯食べてきた?」
矢:「食べましたけど、朝早かったのでちょっと小腹がすいてます。」
本:「俺はまだ...食べてないや。」
米:「ちょうどいい。俺、おにぎり持ってきたから、
ここでみんなで食べよう。」
矢・本:「「〔さ、さすがは米屋の息子...〕」」
(ちょっとした朝食タイム)
そこへ、里松コンビも登場した。
里・松:「「ウィ〜〜〜〜ッ!!」」
米:「ウィ〜〜〜〜ッ!」
松:「ほらほら、そこの2人(矢部・本条)も、
人差し指と小指を立てた立てた!」
里:「マツ、あまり強制しなくてもいいぞ。
格闘技の分からん奴はほっとけ!」
松:「でも、米っち(通称)はよく分かったな。」
米:「伊達に『SAMURAI!』には入ってませんよ。」
里:「何、米っちも入ってるのか。」
松:「お〜っ!ここにも同志(爆)がいたか。」
里:「よぉ〜〜〜〜し!ここは記念に、ノ〜...」
里・松・米:「「「フィア〜〜〜〜!!!」」」
(サムさんのリクエストにお応えして、やっちゃいました。By作者)
するとそこへ定詰も現れた。
定:「みんな、お早うッス!」
矢:「お早う、定詰くん。で、その手に担いでるものは何?」
定:「ああ。金属バット5・6本ほど持って来た。」
本:「何でそんなにバットがいるのさ!(半分怒)」
定:「だって、野球は、やっぱり『打』が命だからね。」
里:「攻撃野球は、お前の目標だったな、確か。」
定:「そうそう。鳥取でも、俺は...
打つべし!打つべし!〜〜〜〜」
(と、バットを振り回す定詰)
本:「おいおい、危ないだろ〜〜〜〜!(^^;)
米っちも何か言ってやってよ。」
米:「(おにぎりを食べながら)分かった、分かった。
ジョーも、食べるか?」
矢・本・里・松:「「「「ズコ〜〜〜〜ッ!!」」」」
米は大食いだった(爆死)。
米と定詰はおにぎりをむしゃむしゃ食べていた。
米の方はすでに10個目を食べ終えたところだった(爆死)。
と、雲母と三木の1年バッテリーコンビがやって来た。
雲・文:「「お早よ〜!」」
他の1年:「「「お早よ〜!文ちゃんに、うんも。」」
雲:「違〜〜〜〜う!俺の名は、
『きらら』だってば〜〜っ!!」
相変わらず、雲母は『うんも』と呼ばれていた(核爆死)。
雲:「ったく、日クリ(爆)のバカヤロ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
彼の怒りの矛先は、日クリに向けるしかなかった(爆死)。
こうして、1年がおにぎりをむさぼってるうちに、
ようやく2・3年部員が到着し、挨拶をした。
1年部員達:「「「先輩方、おはようございます!!」」」
先輩部員達:「「「(どうでもいいけど、お前らの顔についている、
ご飯粒、何とかしろ!!)」」」
そして、1年部員たちはせっせとグラウンドを整備し、用具をセットし、
ランニング、柔軟体操、キャッチボールといつものウォームアップを終えた。
そんな最中、7時を迎え、ようやく城内とGMが現れた。
も:「みんな、お早う!!」
(部):「「「お早うございます!!」」」
城:「う〜ん。きちんとグラウンドもお前らも準備ができてるな。」
も:「今日のお前らには感心している。だが、残念な話がある。」
(部):「「「〔一体なんだろう?〕」」」
も:「実は、我が野球部と同様にそこそこの実力を持ち、
大会が迫っているサッカー部が、明日から朝練をする事になっていて、
ここのグラウンドを使うことになってしまったのだ。」
城:「うち(東橘)はまだできて数年だし、部活動に使うグラウンドも、
各部持ち回りでやってるんだ。特に朝練は早い者勝ちで、
先にサッカー部に押さえられてしまったんだ。本当にすまない。」
と、城内が頭を下げたその先には、朝練中止を聞いて、
大喜びしている部員たちの姿があった(爆死)。
これにキレたGMは...
も:「ぶぅわっかもぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!
練習中止で大喜びするとは
何事だ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
こうして朝から怒りの鉄拳が炸裂し、ぶっ倒れた部員達に、
さらに追い打ちをかけるように、一日だけとなった朝練は、
まだ練習メニューに入ってない地獄の千本ノックで、
徹底的にシゴかれ、ボロボロになったそうである。
短編・朝練前の1年部員、終。
−−−−−エンディング・トークのコーナー!!−−−−−
作:「こんにちは、司会の作者です。」
城:「同じく司会の城内です。」
作:「今日もこの2人でお送りします。」
城:「それにしても、最近作者さん、
作品出してはクレームつけられてますね(実話)。」
作:「しょうがないだろ!!他の作品のキャラ出すのは、
なかなか難しいことなんだぞ!!」
城:「ってことは、サムさん(小説書いてる方)って、
すごい労力使ってるんですね。感心しました。」
作:「さて、こうして毎回小説を書いてはいるんですが、
そろそろ私、もりもり(作者)が大学を卒業し、図書館の
PC室に入れなくなるため、小説執筆は一時中断します。」
城:「本編第5話は、4月発表予定です。」
作:「そのころには、ようやくPCを買い換え、新しい環境で、
高校野球道シリーズを楽しみ、小説を書こうと思います。」
城:「それでは...」
作・城:「「まったね〜〜〜〜\(^o^)」」
サム冥府・HAYA(サムさん)の感想コーナー(いつものアレ風)
サムさん:ども、呼ばれてないのにジャジャジャジャ〜〜〜ン!!
サムさんなのね。
もりもりさんの短編・朝飯前の1年部員、
どうでしたか?
HAYA:題名違う( ̄□ ̄;)!!
しなの:短編・朝練前の1年部員なの。
ケイ:確かにおにぎりは食べてたけど(^^;)
サムさん:ある意味、うちの本編第2話に匹敵するかも?
ポリ:第2話 鳥取キムチ友の会大宴会やろ?
マミちゃん:ポリくん、第2話の題名は出発だぞ★彡
HAYA:そのネタ、サブタイでいただき( ̄ー ̄)ニヤリ
角間さん:って作業すな〜〜〜!!
キャラ一同:(おもいっきりうなずく)
<しばらくお待ちくださいm(_ _)m>
サムさん:作業終わり(^^)
熱海:そういえば、エンディングのコーナーで他の作品のキャラ出すのは、
なかなか難しいことってもりもりさんは言ってますけど、
サムさんは難しいと思っているのですか?
サムさん:ぜんぜん。(和イスキー膳の真田広之の如く)
満里子:マジで(^^;)
サムさん:まあ正確に言うと、キャラつかんじゃったらもうこっちのもんだけど( ̄ー ̄)ニヤリ
春奈:じゃあ、キャラつかむまでがキツイってこと?
サムさん:そうだね(^^;)
HAYA:あと、里松コンビと米君がノーフィアーしてたな。
サムさん:たしかケイとサトが言うてたな。
ケイ:そうそう。
サト:まさかマジネタになるとは…。
め〜ちゃん:それと、4月まで執筆一時中断するって。
サムさん:師走と年度末はいそがしいでごわすから。
弘子:サムさん、何気に師走とごわすかけてない?(^^;)
サムさん:うん。
法子:けど、ちょうど良い休憩になるんじゃない?もりもりさんにとって。
サムさん:そやねってことで、もりもりさんの次回作、ご期待くださいまし。
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