抱腹絶倒(!?)風雲なりゆき小説
マンダリン・オレンジヒルズ高校白書

第1シリーズ・第3話
「五大の苦難・悩める右腕救出大作戦 後編」



−−−−−年が明けて1月1日−−−−−
この日、部活は休みだったが、GMは部員を緊急招集した。
多くの部員はたたき起こされる形となってしまった。
正月休みならば、GMの顔を見なくて済むと思っていた(爆)。
しかし、世の中はそんなに甘くはなかった!(爆死)

も:「みんな、新年おめでとう!」
(部):「「「(不満そうに)おめでとうございます。」」」
も:「何だ何だ、浮かない顔をして。
   今日呼んだのは他でもない。今から部員一同で初詣に行き、
   念願の春夏連覇を祈願しに行く為だ!」
城:「そんな、優勝祈願くらい別々にやればいいじゃないですか。
   みんなもあまり乗り気じゃないみたいだし...」
も:「ぶぅわっかもぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!」
(新年1発目の怒りの鉄拳!!)
城:「ゲフゥ、ドタン、ドタン、...バタッ。」
(神社の石段をスタント無しで(爆)転がり落ちた城内)
も:「じゃ、お参りしよう。」
(部):「「「〔こ、今年も怖え〜〜〜〜っ〕」」」

こうして、もりもりを始め、部員達は春夏連覇と、
その他個人的な願い(爆)を祈願した。

三:「五大は、やっぱり変化球取得の願いか?」
多:「ああ。三沢君は何をお願いしたの?」
三:「ピ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」(放送禁止)
朝:「えらいヤバい内容やな。ちなみに、うちの願いは、
   『朝日屋の全国チェーン店化』や!!」
(部):「「「〔無理、無理〕(爆死)。」」」
紀:「俺は、筋肉がもっと付くように願ってきた。」
(部):「「「〔もう現状で十分だろ!!〕」」」
雲:「俺は、みんなが名字をちゃんと呼んでくれるようにと...」
(部):「「「〔え〜と、『うんも』だっけ(爆)。〕」」」
里・松:「「祈・里松コンビ・フォーエバー!!」」
(部):「「「〔死ぬまで続くだろうな(爆)。〕」」」
仲:「私は、今年はおしとやかキャラで行けますようにってね。」
(部):「「「〔多分、無理〕(爆死)。」」」
清:「私の願いは、GMさんのメガネっ子嫌いが直りますように...。」
(部):「「「〔絶対に、無理〕(爆死)。」」」
中:「僕は、野球部で楽しい青春を遅れますように!と。(キラリーン)」
(部):「「「〔さ、爽やか過ぎる〕(核爆死)。」」」

しかし、たいていの連中は、素直に春夏連覇を祈願してたと言う。


−−−−−1月中旬−−−−−
五大の変化球取得の為の特訓も、終わろうとしていた。
もりもりや城内も気になって、練習を見守っていた。
近:「よぉ〜し、五大、投げてみろ!」
多:「はいっ、近藤先輩。」

五大(右投げ)の投げた球は、何故か右方向に曲がり、
近藤のグラブに収まった。

城:「!?」
も:「おい、近藤、今、右に曲がったよな。」
近:「はい。」
も:「普通は右投げなら左方向に曲がるだろ!」
近:「...しまった!!
   つい、俺が左投げなもんだから、カーブ
   教えるつもりがシンカーを教えてしまった!」
も・城:「「ズコ〜〜〜〜ッ!!」」
多:「でも、これで少し自信がつきました。
   先輩、そしてGMさん、有り難うございます。」

こうして、五大は何故かシンカーを修得してしまった(爆)。
(どうやら、変化球取得イベントでは、たいていシンカーを
 修得するようですね。By作者)

も:「城内、これでお前も変化球練習の方法を覚えただろ?」
城:「はい、GMさんがいなくても大丈夫ですよ。
   これで、付橘の方に専念できますね...」
も:「ぶぅわっかもぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!」
城:「グフゥ(o_ _)oバタッ。」
も:「せめて春夏連覇するまでは東橘は、私がついていなくちゃな。」


さて、受験勉強の時間を割いてまで変化球練習に協力した
近藤はどうなったかというと、センターはボロボロだったが(爆)、
何とか推薦入試で私立大学に合格できたそうな。


そして2月の初め、東橘は文句なしで
選抜大会出場を決定した。
修学旅行先でその知らせを聴いた2年部員達は、例のごとく、
甲子園出場記念大枕投げ大会をやって、
やっぱり先生方に大目玉を喰らってしまったそうな(爆死)。
更に今年は、引率に加わっていた城内までもがお灸を据えられて、
教師だけの夜中の酒宴に入れてもらえなかった(核爆死)。


−−−−−3月・卒業式−−−−−
東橘はようやく卒業生のいる(爆死)卒業式を行った。
もちろん、東橘野球部一期生も無事に(爆)
卒業することになったのだが...

城:「これで本当にお別れだな。」
(部):「「「うわわ〜〜〜〜ん!
         寂しいっすよ〜〜〜〜!」」」
卒業生達:「「「おお、お前ら、俺達のために泣いてくれるのか!」」」
(部):「「「寂しいっすよ〜〜〜〜
    あつみ姉さぁ〜〜〜〜ん!(爆)」」」
卒業生達:「「「ズコ〜〜〜〜ッ!!」」」
あ:「もう、一生お別れじゃないんだから...」
三:「姉さん、今度選抜応援に来ますよね?」
あ:「当たり前よ。絶対優勝してね(はあと)
(部):「「「うおおお〜〜〜〜〜〜〜〜っ!
   萌えるッス〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」」
城:「こらこら、お前ら、『鳥冥・名神へ...』第五話その1の
   セリフをパクるんじゃない!!(実話)」
も:「とにかく、卒業生の為にも、まずは選抜で優勝することが、
   今のお前らの目標だ!!」
佐:「もう本番まで日にちが少ないんだし、精一杯、練習しましょう!
   〔って、私もかなり久しぶりの登場ね。〕」
(部):「「「はいっ!!」」」


こうして約2週間後、東橘野球部は、2度目の選抜に臨むことになる。
今回は、果たしてどんなドラマが待ち受けているのだろうか?
それは...次回のお話で!





第1シリーズ・第3話、終。






あとがきへ行くとばい


目次に戻る 高校野球どう?へ戻る メインまで戻る