第5話 露天風呂・その2


その1からの続き

 

午後8時45分頃、ホテル内廊下

HAYA監督は、オレ流学院が泊まっているところに来ていた。

HAYA:「落合監督さん、いるかな?」

と、丁度その時廊下へ出てきたのは、
オレ流の助監督のサモラノさん(以下サモラノ)。

HAYA:「サモさ〜ん?」
サモラノ:「おや、HAYA監督さん、どうしたの?」

実はHAYA監督、大阪のPLと大冥も掛け持ちしているので、
サモラノさんとは面識があったりする。
けど、落合監督さんとはほとんど面識が無い。

HAYA:「鳥取の知人から、
     落合監督さんからサインもらって来いって、
     言われて来たんだけど、いる?」
サモラノ:「ウチの監督、なんか落合記念館ボヤ騒ぎがあって、
     急遽和歌山の方に行ってるけど。
     それより、俺の部屋に来る?」
HAYA:「ついでだから、そうする。」

という訳で、サモラノさんの部屋。

HAYA:「で、なんでボヤ騒ぎに?」
サモラノ:「なにやら放火のようだって。
     おそらく記念館への入場料が高いぞ!ボケ!!っていう理由で…、
     そりゃそうだよなぁ。大人2000円の小人1000円って…、
     高いっつうの!2000円ありゃ映画見に行くって、ねぇ。
     自分をいくらで値踏みしてるんだっちゅうの。
     せいぜい30円ぐらいでしょ。」
HAYA:「30円は言い過ぎだけど、たしかに入場料高いよなあ。
     僕だったら、2000円あったらあと800円足してPS THE BESTの何か買うし、
     関西人の感覚なら、そーだな…、
     大人100円の小人タダなら見に来る人いると思うけど。
     ところでなんで放火の理由を知ってるの?」
サモラノ:「えっなんでかって?( ̄ー ̄)ニヤリ
     そりゃ〜私が指示してやらせ…ゲフンゲフン、
     いや、風の噂で聞いたんだって。
     あ、あとでサインもらっとくから。」
HAYA:「さんきゅ〜。僕もサインなんて別にいらないじゃんって思ったけど、
     その鳥取の知人、コアなロッテオリオンズFANだから(^^;)
     ところで、ムッチャクチャ落合監督さんへの不満あるんじゃないの?
     この際、言っちゃえ(^^)」
サモラノ:「監督に言うなよ?」
HAYA:「言わないって( ̄ー ̄)ニヤリ」
サモラノ:「この際だからおまえ呼ばわりするけど( ̄ー ̄)ニヤリ、
     ここだけの話、おまえのことなんて今の高校生は知らんって。
     三冠王三冠王って今は何もないじゃん。
     説得力ね〜んだよ。テレ朝の解説も、
     なに言ってんだか訳わかんね〜し、
     俺には分かる分かるヤツだけついて来いみたいな解説、
     テレビでするんじゃね〜っつうの。
     そんなのは家で信子夫人息子の福嗣くん相手に、
     やってりゃいいんだよ。

HAYA:「(^^;)
サモラノ:「まぁ、結構自主性を重んじてるところは認めるけど…、けどな、けどな、
    頼むから掛布さん*2とか見習ってくれよ〜。
    そんなこったからNステで寒空の下、
    酔っ払い相手に解説させられたりするんだよ。
    はぁ〜、早く辞めてくんね〜かなぁ…。
    俺ならこのチームもっと強くする自信あんだけどなぁ。

HAYA:「さんまのまんまでAD*3やったり、
     人気者でいこう!じゃ、本職の問題を自信を持ってはずすし(^^;)
     どちらかって言うとキャラ、
     サダさん*4と同じでお笑い向きなんだよね。」
サモラノ:「う〜ん、なんとかギャフンと言わしたいんだけどなぁ?」
HAYA:「いっそギャフンと言わすか?( ̄ー ̄)ニヤリ」
サモラノ:「いいのか?( ̄ー ̄)ニヤリ」
HAYA:「ネタ的にその方がおいしい( ̄ー ̄)ニヤリ」

いったい、落合監督さんの身に何が起きるんだ〜?(爆死)


同時刻、ホテル内、自販機前

春奈:「え〜っと、ジュースは買ったし…。」
法子:「おやつ、おやつ〜★彡
弘子:「め〜ちゃん達待ってるかもしれないから、
    早く戻ろ?」

と、自販機の前で騒いでる東スポ3人娘を見つけたのは、
神風学園の伊達男またの名をカミガクのアントニオと呼ばれている、
神風学園の真中 瞬くん(以下、瞬)である。

瞬:「〔お、かわいい娘達はっけ〜ん!〕」

さーっと近づき、

瞬:「そこの君達。」
東スポ3人娘:「「「はい?」」」
瞬:「俺の専属マネージャーにならない?(さわやかな笑顔)」
法子:「この人、誰だっけ?
弘子:「あ、思い出した。
    たしか、神風学園のライト、真中瞬くんだよ。
春奈:「ホント?
弘子:「だって、
    HAYA監督が読んでた月刊「My Dream Team Story」を覗き見した時、
    写真入りで紹介されてたよ。
春奈:「あたしも思い出した。
    そーいえば「ズームイン!!テレホ!」にも出てたよね。
法子:「けど実際に見ると、真中くんって結構…。
東スポ3人娘:「「「いい、オ・ト・コ」」」
瞬:「あ、まず、カミガクのマネージャーからでもいいけど?(さわやかな笑顔)」
東スポ3人娘:「「「う〜ん、どうしようかな〜?」」」

と、言っているがすでに4人とも妄想の世界にイッちゃってます。


[瞬くんの妄想の世界]

なぜか4人でデートの帰り、イタメシ屋にいる。(爆)

春奈:「真中くんってやさしいのね…。」
弘子:「うん、すっごくね。」
法子:「やさしい人って大好き…。」
瞬:「ホント?」
東スポ3人娘:「「「ホントだよ★彡」」」
瞬:「じゃあ、もっとやさしくして欲しい?」
東スポ3人娘:「「「うん★彡」」」

結構、盛り上がってる?


[春奈の妄想の世界]

夜、公園で2人っきり(爆死)

春奈:「真中くん…、いえ、瞬くん…。」
瞬:「何?」
春奈:「あたし、瞬くんのことすっごく好き
瞬:「俺もだよ(さわやかな笑顔)
春奈:「じゃあ…

そして、目を閉じて段々と顔が近寄っていって…。


[弘子の妄想の世界]

カラオケBOX(やっぱり(爆))

瞬&弘子:「「愛が生まれた日 この瞬間(とき)に 真実はひとつだけ…。」」*5

デュエットしてます。


[法子の妄想の世界]

なぜか横浜中華街*6(爆死)

瞬:「ここの肉まんっておいしいんだよ(さわやかな笑顔)」
法子:「うん、すっごくおいしい…。」

やっぱり食べること(爆)


[現実の世界に戻って]

瞬:「〔よし。なんか脈あり!!〕」(←既にナンパ成功だと思っている人)
春奈:「〔あ〜ん★彡瞬くんって、は・げ・し・い〕」(←既に妄想が暴走してる人)
弘子:「〔う〜ん?ロンリーチャップリン*7の方がいいかなあ…?〕」
    (↑既にカラオケすることを大前提にして考えてる人)
法子:「〔麻婆豆腐★彡肉まん★彡金華ハム★彡ホイコーロー★彡…〕」
    (↑既に目的が別のことになってる人)

と、思案する東スポ3人娘と真中くん。
しかし、あくまで鳥冥の生徒カミガクの生徒である(爆)
このまま、すんなり話が進むわけがない(爆死)

カミガクの火野周作くん(以下、周作):「あ、また1人で口説いてるぜ。」
瞬:「〔ゲッ!!いつのまに〕(^^;)
カミガクの佐々岡一範くん(以下、一範):「そりゃねぇ〜よなぁ〜!!」
カミガクの荒木明義くん(以下、明義):「おまはん、ほんまに手が早過ぎじゃけんのう。」
カミガクの坂東秀人くん(以下、秀人):「〔俺も負けられねえ!!〕まったくだぜ。」
カミガクの服部真介くん(以下、真介):「佐々やんと周ちゃんも狙っているでしょ?」
カミガクの金本将生くん(以下、将生):「絶対狙ってる!!」
カミガクの八神倫くん(以下、倫):「まぁ、不知火さんにも見神さんという、
                     恋人がいるんだし…。」
カミガクの小林敏弘くん(以下、コバ):「(^_^)」
カミガクの西郷伸康くん(以下、西郷):「〔…野村さん
法子:「(3人共我に返って)あっ、人が増えてる。」
春奈:「よりどりみどり★彡
弘子:「弘子は…、坂東くんがいいな
秀人:「え、ホント?〔俺にも春が来たぁ!!〕
法子:「法子は…、この人!!(小林くんを指差す)
コバ:「イエーイヾ(^-^)ゞヾ(._.)〃ヾ(^o^)ゞヾ(._.)〃オドルオドル」(←嬉し過ぎて踊り狂ってる)
真介:「あの、無口なこばちゃんが(^^;)
将生:「踊り狂ってる(^^;;)
明義:「どえりゃ〜ほど、嬉かったんなもし(^^;;;)
春奈:「あたしは、やっぱ真中くん
一範:「え〜、このナンパ師のどこがいいんだよ。」
周作:「こんなヤツより俺の方が絶対いいって。」
瞬:「おまえなあ(^^;)
倫:「〔ちょっと大変なことになってきたな(^^;;;;)〕」

と、ものすごく盛り上がっていたが、

カミガクの池山早紀子ちゃん(以下、早紀子):「おまんらぁ、
                           なにやっちゅうの!!」
(←風呂上り)
コバ:「( ̄□ ̄;)!!」
早紀子:「しょうまっことナンパすることしか考えてないんやき(ー_ーメ)」
瞬:「(^^;)
早紀子:「それよりしゃんしゃん風呂に入らんといかんがやないが!」
カミガク野郎共:「ちぇっ、分かったよ(T0T)」
東スポ3人娘:「「「あ、あの〜(^^;)」」」
早紀子:「(向き直って)すみやーせん、あたしらぁの連中が迷惑掛けたようながで、きつくゆうておいたがやき…。
      (後ろから覗いてるのに気がついて)おまんらぁ〜〜〜〜!!!!、
     はよぅ入っちょきや〜〜〜〜!!(ーーメ)

東スポ3人娘:「「「は、はあ(^^;)」」」
早紀子:「さて、あたしはこれで帰るがで。じゃ!!(^.^/)))~~~」

<ちょっと時間が経って>

弘子:「すごく訛りのある娘だったね?」
法子:「うん、けど可愛いかったよね!!」
春奈:「それにしても今回のことって…。」
東スポ3人娘:「「「ものすごくオイシイネタ★彡」」」

転んでもタダでは起きない、東スポ3人娘だった(^^;)


同時刻、ホテル内、ボーリング場の卓球場

鳥冥の野郎共はスリッパ卓球をしていた。

と、言うわけで説明しよう。
スリッパ卓球とは、スリッパをラケット代わりにしてやる卓球のことなのだ。

キャプテン:「そりゃ〜〜〜〜〜!!!!(バコン)」
ケイ:「フンッ!!!!(バコン)」

迫力だけならサッポロ黒ラベルのCM*8越えてます(^^)


同時刻、ホテル内、め〜ちゃん・春奈の部屋

め〜ちゃんはマミちゃんに携帯で電話中。

め〜ちゃん:「ねえねえ、マミたん。」
マミちゃん:「なあに、め〜たん?」
め〜ちゃん:「今日、まあくんにキスしちゃった
マミちゃん:「やるじゃない★彡
め〜ちゃん:「それでそのあと、まあくんにギュッて抱きしめられちゃった
マミちゃん:「やったね★彡そうそう、アタシもこゆちゃんにスゴイ事しちゃったよ
め〜ちゃん:「なになに〜?」
マミちゃん:「爆乳枕
め〜ちゃん:「マミたんって、ダ・イ・タ・ン★彡

まだまだ話は続きそうです。

その3へゴーゴゴー!!(爆)


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